お上品で可愛らしい大家さんと、優しく穏やかな矢部さんの交流に癒される一冊です。

よしもと所属お笑いコンビ・カラテカの矢部太郎(現:カラテカ矢部)さんによるエッセイ漫画です。
矢部さんは二世帯住宅の二階部分を間借りしており、一階には大家のおばあさんが住んでいます。
一つ屋根の下に住む大家さんとの近い距離感に最初は戸惑っていた矢部さんですが、徐々に仲良くなり、一緒にお食事に行ったりお茶をしたり、遂には旅行をする仲に。
そんな、二人の心温まる交流の日々を綴っています。

まず、お上品でありながらユーモアもある大家さんがとても魅力的で、可愛らしいおばあちゃんだなと思う以上に、女性として素敵で憧れるなぁと思いました。こんな女性になれるならなりたい…。
作者である矢部さんも、常に大家さんに対して丁寧で優しくて素敵でした。
これだけ年が離れていると、話も合わないし生活のペースも合わないし、なるべく避けて過ごそう…と思ってもおかしくないと思うのですが、仲良くなれちゃうのはやっぱり矢部さんも良い人だからなんだと思います。

この漫画の中では大家さんは87歳、矢部さんは39歳で、年齢差は48歳です。
恋人でもなく、かと言って本当の親子や孫ほど近すぎず、だけど家族の様でもある…そんな「年の離れたお友達」の関係がなんだか本当に美しくて、お二人がただ仲良くしているという事実そのものに、じんわりと感動してしまいました。

続巻も読みたいです。